あったかい未来を

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厚生年金の現状と、若者のこれからについて語ってみる(2)

この記事は3分でお読みいただける内容です。


みなさんこんにちは!ふぉーちゅんです。
前回記事で厚生年金の現状について書きました。
厚生年金の現状と、若者のこれからについて語ってみる(1) - あったかい未来を

上記を踏まえ、今後どう動くと無難かという視点で、
未来予測とともに私なりに語っていきたいと思います。

今後10年の未来予測

少子高齢化の影響で労働人口が減る → 外国人労働者の受け入れが増える

日本の労働人口が高度経済成長時並みに不足していると言われている昨今、外国人労働者が増えることは日本の労働市場にとってはとても頼もしいこと。この先ますます少子化が加速することが見込まれるため、少しでも長く働いてもらえるように早急に移民関連の政策を整備する必要があると思います。また、特に優秀な外国人は上司の立場になり、日本人を部下に持つことも不自然ではなくなると思います(もうすでにその時代はきていますね。私も前職でありました。)

年金支給額の減少

外国人労働者が増えたとはいえ、高齢者が多い事実は変わらないのでこれは変わらないでしょう。昨今フリーランス化の時代の流れがきているため、拍車をかけてしまうかもしれません。下記記事にある通り、フリーランス市場はますます加速しそうです。
フリーランス実態調査 2018年版を発表 | ランサーズ株式会社

AI発展による失業者の増加

昨今著しくIT産業が発展し、AIによって多くの人々の仕事が奪われてしまうと世界的に叫ばれています。この波はもちろん日本にもやってきています。車の自動運転機能、経理・事務作業の自動化、広告の最適化など様々な物事が自動化されてきています。今後10年では、特に通訳、教育、工業や農業に自動化が組み込まれていくでしょう。また、日常会話が自動化できるようになれば、コールセンターもなくなってしまいそうです。人と人が会話しなくても不自由しない時代も来そうですね。

今後どう動いたらいいの?

単純作業な労働はやめる

単純作業は機械でもできます。人間は思考を凝らす、クリエイティブな仕事に焦点を当てるべきです。現在プログラマーをされている方も、与えられたイメージを作り出すなら機械でも代替可能な時代がやってきます。どのようなシステムを作るのか、考える側になっておくのが無難です。可能であれば他者との差別化を取れるようになってください。

海外に視野を向ける

少子高齢化の影響で、日本国内の市場は今後小さくなっていくでしょう。日本だけをターゲットにするだけでは様々な面で可能性を狭めてしまいます。海外に視野を広げてください。ちょうど今後外国人労働者が増えると思われるため、一人でも多くの外国人とふれあい、文化を知り、海外でもビジネス可能なレベルにまで到達しておくと無難でしょう。また、翻訳機があるから英語は学ばなくていいと考える方もいますが、会話するたびに毎回翻訳機に訳してもらうと非常に手間なのと、ナチュラルな会話にならないので、英語を学ぶことは必須事項と思います。

まずは元手資金を作ろう

今の時代に若者が年金に頼ることは正直辛いものがあります。なので、いますぐ元手資金を何らかの方法で貯め、資産運用するスキルを身につけましょう。21世紀のキーワードはIT、英語、金融の3つです。金融、特にキャッシュフローについてはしっかりと学び、運用できるようになりましょう。

終わりに

いかがでしたでしょうか?この記事をきっかけに行動意欲が湧いていただけたら幸いです。人間一番無駄なのは決意することです。決意するだけなら誰もできます。大事なのは実際に行動すること、行動できなければ環境を変えてまで行動に移すことです。それでも行動できない方、ゆでガエル理論に合致してしまう前に今すぐ行動してください。それが素晴らしい未来に通じると信じて。最後までお読みいただきありがとうございました!

厚生年金の現状と、若者のこれからについて語ってみる(1)

この記事は3分でお読みいただける内容です。


みなさんこんにちは!ふぉーちゅんです。
今回は厚生年金と若者をテーマにして語ってみたいと思います。
前向きに進んでいこうという話なので、誤解なさらずお読みいただければ幸いです。

1. 若者の定義

ここでいう”若者”の定義とは、
2019年時点で30代までの方々ととらえてください。

2.将来への不安要素

どんなことに不安を感じるでしょうか。
以下に不安要素をあげてみたいと思います。

1.日本の景気が停滞している

日経平均株価指数を見れば一目瞭然ですが、日本はここ30年間停滞しています。(レンジ相場が続いています)
https://nikkeiyosoku.com/chart/

参考までに、米国のナスダック総合指数は上昇し続けています。
http://stockcharts.com/freecharts/historical/img/100-100.png

この状態から見てもわかるように、特にバブル期も味わったことない若者世代は、日本の未来に希望が持てずにおられる方が多いと思います。

2.少子高齢化が進んでいる

2017年の人口ピラミッドはこんな感じです。
https://www.populationpyramid.net/ja/%E6%97%A5%E6%9C%AC/2017/
30歳以下の方々の人口数が縮小傾向にあるのがわかります。

なお、参考までに米国はこんな感じです。
https://www.populationpyramid.net/ja/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD/2017/
米国は今後の未来、明るそうですね。

また、2017年時点では、世界から見た高齢化率(総人口に対する65歳以上人口の割合)は日本がトップだそうです。
https://www.globalnote.jp/post-3770.html

高齢化率ランキング

1位)日本 約27%
2位)イタリア 約23%
3位)ポルトガル 約21%

3.増える税金、減る年金受給額

増える税金

消費が冷え込まないような対策に期待しますが、2019年10月に消費税率が10%へ上がります。また、年金面ではパートの厚生年金加入条件の緩和を行いました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181216-00000003-mai-soci

表向きは従業員の福利厚生が目的とされていますが、国としては年金の財源を補填する目的が強いと思います。パート従業員に対して厚生年金を支払わなければならないため、現時点で経営が苦しい企業は、パート従業員を削減するか、できなければ倒産危機の企業も多くなるでしょう。また、ことさら厚生年金に関しては、法人化すると加入義務が生じるにも関わらず未加入の企業さんも現時点で数十万社あるそうです。

ご自身の情勢を読む力をつけるために「不景気.com」さんなどを日々チェックするのも良いかもしれません。

減る年金受給額

さらに年金に関しては、マクロ経済スライドという仕組みがあります。ものすごく簡潔にいうと、年金受給額がこれ以上増える可能性は低くなるという感じです。物価が上昇しても支給する年金額は少し抑えます、という政策なためです。

今後消費税増税によって物価が上昇すると思われます。この物価上昇によってマクロ経済スライドが実行され、年金受給額が調整されます。これにより、国は財源を少しでも確保しようとしています。

次回予告

これらの現実を受け、今後若者はどのように動くべきかを未来予測とともに次回まとめたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました!